| デジタルファミ通ホームページ |
| 【トップページに戻る】 【コンパクトップへ戻る】 |
月間受賞作品紹介
【2000年10月】
<前月へ ● 次月へ>
19作品というオドロキの作品数の中、今月は6作品が銀・銅を受賞! いずれの受賞作もハデさはないものの、じっくりと楽しめるものばかりだった。こうしてたくさんの作品が投稿されてくるようになってきて、つくづく感じるのは、やはり“テストプレーの重要性”。どんなにアイデアがおもしろくても、ゲームとして遊べないのでは楽しさ半減だ。こういった教訓を、ぜひとも今後のゲーム作りに生かしていってくれ! |
![]() 母からの置き手紙。全てはここから始まる……。 ![]() 2つの虫取りアイテムを駆使し、虫を退治するのだ。 ![]() 捕獲成功! 倒し方も“おこずかい”に反映される。 |
ほいほい
受賞者:岩島 大悟さん (東京都) ジャンル:ゴキブリ捕獲ゲーム 対応機種:Windows95/98/2000 (RPGツクール2000作品) |
| 審査員のコメント | |
| とにかくこの作品、“虫退治”という着眼点と、それをゲームとして成立させたセンスを評価したい! ルールは制限時間内に家の中にいる虫を何匹退治できるか? という、単純なものなのだけれど、虫を“捕獲”するのと“退治”するのでは得点が変わったり、捕獲・退治するにしても2種類のクセのある道具を工夫しながら使いこなさなければならないなど、けっこう頭も使わされる。しかも、自分と同じ大きさで描かれた虫たちが実に不気味で、プレーヤーの生理的嫌悪感を刺激してくれるところがタマらない。恐いのに何度もプレーしたくなるという、ある種「恐いもの見たさ」的な要素を持った不思議な作品だった。 【重トシ】 | |
| 投票者からのコメント | |
| ゴ、ゴキブリが飛んだぁーー。虫……怖い。キャラは可愛いのに〜……υ
。抜きん出て完成度高い作品ですね! [23歳 男性] おもしろいです。単純で奥が深く、時間制限のなか高得点を目指して虫を捕りまくるのがアツい。自分のような虫嫌いにとって、虫のグラフィックやら動きやらが現実とオーバーラップして鳥肌モノですが、それもまたこの作品の良いところでしょう。 [21歳 男性] | |
| 受賞者のコメント | |
| 万歳! 制作期間:2ヵ月 制作人数:1人 苦労したところは?: キャラの台詞、ゲームの説明などの文章関連。 | |
※この作品をプレーするには、RPGツクール2000 RTPが必要です。 未インストールの方はコチラでダウンロードできます。 | |
![]() 国王からの依頼で、村作りを引き受けた主人公“デュオ”。 ![]() 季節ごとに変化するグラフィックにも、ささやかな楽しさが感じられる。 ![]() 戦争イベント。数百人単位の戦いがうまく表現されている。 |
天啓戒神託
陽の章
受賞者:杉山 信介さん (東京都) ジャンル:RPG 対応機種:Windows95/98 (RPGツクール95作品) |
| 審査員のコメント | |
| この『天啓戒神託』の魅力は、世界がしっかりと作られていて、じっくりと遊ぶことができるという点だ。こう書くと、なんだか地味な印象を受けてしまうかもしれないけど、基本的な部分をきちんと作るということは、ストーリーを重視するタイプのRPGでは、重要なポイントだと思う。とくにキャラクターたちの性格付けと、セリフ回しがとてもうまいと感じられたね。自作の音楽も作品の雰囲気をうまく表現していて◎。用意されたイベントも、村を大きくしていったり、季節によって起こるイベントがあったり、敵国との戦争があるなど、実にバラエティに富んでいる。また、それぞれのキャラクターごとにエピソードもあり、それが各キャラクターにさらなる深みを与えてくれているのだ。こういった楽しさが感じられるのも、念入りなテストプレーと作り込みの丁寧さがあってのものだと思う。基本の重要性を改めて教えてくれた作品だ。 【重トシ】 | |
| 投票者からのコメント | |
| シナリオがすばらしい。どのイベントも良かった。アクアの最後の笑顔のシーンは、涙が出そうになった。戦争イベントはチョット面倒だと思う。なかなかイイ作品。 [20歳
男性] 良かった。作者自ら言うだけあって、音楽もかなりのモノだと思った。でも、もう後半歩工夫が欲しかった。お金をためるのが面倒だったり、マップが殺風景だったり、バグがあったり……ハマれば気にならないのだが、のめり込ませてくれるほどのパワーがストーリーにやや足りなかったように思える。システムは文句無しで良かった。 [17歳 男性] | |
| 受賞者のコメント | |
| 本当に嬉しい限りです! 当初、音楽勉強のために作った作品なのですが、シナリオもしっかりしてなきゃいけないだろうと思ったら、結果がこんな事になるなんて、なんて幸運な……。投票して下さった方々、本当にありがとうございます! 制作期間:8ヵ月 制作人数:1人 (テストプレーヤー2人) 苦労したところは?: テストプレーです。もう何百回テストプレイしたか……。 | |
作者ホームページ :http://www13.u-page.so-net.ne.jp/cf6/shin_s/ 作者メールアドレス:shin_s@cf6.so-net.ne.jp | |
![]() パソコンの電源が落とされてからが、彼らの時間のはじまり。 ![]() 破壊されたデータを修復せよ! なかなか面白いシステムです。 ![]() ウィルスの発信源を求めて、外の世界(他人のパソコン)へ! |
ポインタの冒険
受賞者:Gazさん (兵庫県) ジャンル:RPG 対応機種:Windows95/98/2000 (RPGツクール2000作品) |
| 審査員のコメント | |
| プレーしてみると、割と普通の作品なんだけど、やはりこの見た目は新鮮でインパクト十分。擬似的に再現したウ○ンドウズのなかで、開いたウィンドウを壁替わりにしたマップや、『上へ』フォルダを使ったフォルダの移動が面白い。また、アイテムの名称やメッセージまできちんと世界観に合わせたものになっており、こういう細かいこだわりをプレーしていて随所に感じることができた。普通と言ったものの、設定を活かしたストーリーとほど良いゲーム難易度で、素直に楽しめる作品だった。これでもう少しドラマに盛り上がりが感じられると良かったかな。 【O貫】 | |
| 投票者からのコメント | |
| 今までのRPGとは違った感覚で遊べて面白かったです。本当にパソコンの中にいるみたいでした。
[17歳 女性] パソコンの中の世界を冒険するなんてとても斬新で新感覚のRPGですね♪ ストーリーやキャラクターなど個性のある作品でした。かなり楽しみました♪ [14歳 男性] | |
| 受賞者のコメント | |
| プレーしてくださった方、ありがとうございました。短すぎたかなと思っていたので、受賞できて本当にうれしいです。『RPGツクール2000』で、これからもいろいろ作りたいと思います。 制作期間:1ヵ月 制作人数:1人 苦労したところは?: マップを作るのに苦労しました。と言っても、自分で描いたわけではありませんが……。 | |
※この作品をプレーするには、RPGツクール2000 RTPが必要です。 未インストールの方はコチラでダウンロードできます。 | |
![]() 学校に突然怪物が!? ![]() 保健室のグラフィックは見事。 ![]() 先生の不可解な行動。あやしい。 |
悪魔は陽気な日差しとともに…
受賞者:野口 寿一さん (埼玉県) ジャンル:RPG 対応機種:Windows95/98/2000 (RPGツクール2000作品) |
| 審査員のコメント | |
| 舞台となる学校が忠実に表現されていて良い。廊下や職員室、保健室などのひとつひとつにこだわりが感じられた。アイテムも机の物入れやロッカーなど、それらしいところに隠されていたりする。それだけに校内を探索する雰囲気が十分伝わるようになっているぞ。ストーリーのテンポも良く、次々と事態が変化していくことで、是が非でも先を見たくなってくる。謎解きはそれほど難しくなく、単純なので少し淡白な印象を受けるが一気に楽しむことのできる作品だった。 【ジョージ】 | |
| 投票者からのコメント | |
| 独自のRPGはやりにくいものが多いのですが、やりやすかったです。ストーリーもよかった!! [20歳
男性] ゲームバランスがとてもよかった。戦闘を自分で回避できて戦闘のしすぎによる飽きがこなかったです。キャラクターひとりひとりに個性があって、とても良かった。 [15歳 男性] | |
| 受賞者のコメント | |
| ども。今回は学園モノでしたが、多くの方がプレーしてくださったようで、本当に感謝してます! これも、応援して下さった皆様のおかげです。ありがとうございました! あ、感想まだまだ待ってまーす! 次はまた違う形の物で会いましょう。 制作期間:約2ヵ月 制作人数:1人+グラフィックアレンジ2人 苦労したところは?: 実際の世界と作品設定との矛盾をなるべく減らそうとしたことです。 | |
※この作品をプレーするには、RPGツクール2000 RTPが必要です。 未インストールの方はコチラでダウンロードできます。 | |
![]() 作者からのひとこと。“笑い”へのこだわりが感じられる。 ![]() 突如、TV番組風の展開に!? アッと驚くギャグの連続! ![]() 画面を縦横無尽に動き回るキャラたち。戦闘アニメの使い方が◎。 |
へっぽこ二人組みの何でも屋セロリー
受賞者:ヘルメスさん (東京都) ジャンル:見るRPG 対応機種:Windows95/98/2000 (RPGツクール2000作品) |
| 審査員のコメント | |
| とにかく見ていて楽しい作品。プレーヤーは、ひたすら見ているだけなのだけれども、主人公たちのハイテンションなギャグやストーリー展開のテンポのよさにすっかり引き込まれてしまうのだ。戦闘アニメを使った演出もうまく決まっていて◎。終わらせ方に多少の強引さはあったけれども、全体的に楽しめる作品だった。反面、ギャグがどこかで見たようなものだったり、落とし方のバリエーションに乏しかったような気もする。これからも“笑い”にこだわるのなら、独自のギャグにも磨きをかけていってほしいな。 【重トシ】 | |
| 投票者からのコメント | |
| すっごくおもしろかったです! 思いっきり笑ってしまいました。こういう純粋なギャグものは初めてだったので、どんなものかと興味本位でおとしたのに、まさかこんなにおもしろいとは……ってぐらい、おもしろかったです。 [13歳
男性] おもしろかったけど、いつも同じツッコミで、後半の方はあまりおもしろくなかった。ストーリーは何かズルズルと引きずってた。 [13歳 女性] | |
| 受賞者のコメント | |
| 受賞したという事は、それだけ人が笑ったということだと思うのと、この作品が長く残り、多くの人がプレイし笑ってくれるということだと思うので、二重に嬉しいです。投票してくれた人ありがとう! それでは「『万人よ大いに笑え!」。皆さん、笑いを忘れずに。 制作期間:約2ヵ月 制作人数:1人(+テストプレーヤー3人) 苦労したところは?: 完全ギャグのため、気分がノれる時にしか作れないため時間がかかりました。それと一番手のかかったのは、おまけでバグが発生しまくって大変でした。 | |
※この作品をプレーするには、RPGツクール2000 RTPが必要です。 未インストールの方はコチラでダウンロードできます。 | |
![]() |
Deep
Red
受賞者:HARU さん (鹿児島県) ジャンル:アクションRPG (RPGツクール2000作品) |
| 審査員のコメント | |
| バトルロイヤル形式で物語が進んでいくゲーム。バトル方法も方向キーをタイミングよく、表示にしたがって入力していくだけなので簡単でいい。でも基本的にこれの繰り返しなので飽きがきてしまう。バトルシステムにもう少し楽しめる要素がほしかった。 【ジョージ】 |
![]() |
プライ
〜沈黙と竜〜
受賞者:ラサ さん (北海道) ジャンル:ショートストーリー (RPGツクール2000作品) |
| 審査員のコメント | |
| 雨のエフェクトや効果音、そして全体に漂うダークな雰囲気はなかなか味わい深い。謎や伏線を多用してプレーヤーに深読みさせるという、近年流行りの見せ方も悪くないと思う。擬人化されたモンスターたちのやりとりもなかなかよかった。ただ、ショートストーリーという短い作品の中では、どうしても物語が消化不良といった印象の方が強くなってしまうのが残念。それと、途中に入る戦闘や迷路にあまり意味が感じられず、なんだか半端に見えてしまうところが気になった。 【重トシ】 |
![]() |
スイッチアクション
受賞者:708 さん (兵庫県) ジャンル:パズル (RPGツクール2000作品) |
| 審査員のコメント | |
| 個人的にはすごく好きな作品。男の子と女の子を交互に切り換えて操作しながら迷宮を突破! アイデアもいいし、シチュエーションも楽しげ。だけど、それだけなのが惜しい。ゲームに今一つのめり込めないんだな。ただ単にステージをクリアするだけではなく、なにかゲームにやりがいが欲しい。たとえばストーリーとしての目的を設けるとか、スイッチの入れ方によってアイテムが集められるとかね。せっかくのアイデアなんだからここで終りにせず、もう少し工夫してみてほしいな。 【O貫】 |
![]() |
夢見る者の物語
受賞者:玉置 亮 さん (千葉県) ジャンル:RPG (RPGツクール2000作品) |
| 審査員のコメント | |
| 悩んだ末、努力賞にした。戦闘システムには技術のアピールに留まらない新しさを感じたし、独自のテーマを中心に据えたストーリー展開も評価したい。しかし、そのどちらとも、まだ完成しきれていない。まだまだ良くなる可能性を秘めていると思う。戦闘システムは、コマンドの操作により若干の介入ができるようだが、これをもっと突きつめれば、誰もが楽しめる新しい戦闘システムになるだろう。またドラマの方は、やや突っ走りすぎる感があり、プレーヤーを置いて行きがちになっている。ここは難しいところだが、プレーヤーが物語の『展開』を噛み締める余裕を持たせてはどうかな。難題だが、ぜひチャレンジしてみてほしい。 【O貫】 |
![]() |
男列伝
受賞者:デビルアニキ さん (千葉県) ジャンル:対戦格闘 (2D格闘ツクール95作品) |
| 審査員のコメント | |
| 今年8月受賞の『ドンザレス 狂気の勇者』の世界を格闘ゲームで表現。独特な画風は今回も爆裂! かなりひきつけられた。ゲームとしては一部の技が強すぎたり、操作設定にまとまりがないなどまだまだなところがあるけど、いままでの格闘ゲームにはない濃いキャラクターたちが魅力的でいい感じだ。個人的には楽しめた作品だ。 【ジョージ】 |
| その他の作品 | |
| 惜しくも、受賞作品には選ばれなかった作品を紹介します。 | |
| 3つの秘玉 | ■プレーヤーに、ひたすらレベルアップを要求するようなゲーム展開に少し強引さを感じてしまった。召喚獣のアイデアはなかなかおもしろかったけれど、システム自体はまだまだ改善の余地アリじゃないかな? [重トシ] |
| 封印が解かれる時 | ■うむむ。じつは投票では結構人気があった。けど、どうにも材料をただ配置しただけに見えてしまう。雰囲気はあるんだけど……。 [O貫] |
| ブルーベリー | ■軍からの信頼が薄い二軍特殊部隊“ブルーベリー”隊4人の物語。こんな出だしで始まる話には引きつけられたけどちょっと盛り上がりが足りない気がした。主人公4人の様々なからみをもっと見たかった。 [ジョージ] |
| SPACE FIGHTER | ■自機の弾が遅く、敵になかなか当たらなくて苦労した。せめて連射できたらもっと気持ちよくプレーできたのに〜。 [ジョージ] |
| ミッション1 | ■コモンイベントだけでシューティングを作り上げたアイデアとツクール技術はスゴい。けど、単にそれを形にしただけという感じだった。次はもっとゲームとして楽しめるような工夫をしてほしいぞ。 [重トシ] |
| SSB | ■世界観や、舞台背景がイマイチ見えてこないうちにストーリーが進行するため、プレーしていて取り残されていくような印象を受けた。似たような戦闘が続くのも、ちょっとツラかったかな。 [重トシ] |
| Tresure Boxes | ■先月の『宝箱』をそのまま英語にしただけのタイトルにはとりあえずツッコミ。先月も書いたが、悪い作品ではない。だけど、先月のものとそれほど変わっているようには見えないぞ? 2ヵ月続くとさすがにちょっと飽きちゃうかな。 [O貫] |
| アホアホ大冒険 | ■ゲーム中のセリフやイベントなどに気軽なノリが見られて楽しい。残念なのはイベントや戦闘バランスがしっかり作りこまれていないところだ。 [ジョージ] |