デジタルファミ通ホームページ
【トップページに戻る】
【コンパクトップへ戻る】

月間受賞作品紹介
【2001年11月】
前月へ ● 次月へ


今月はちょーっと辛目の審査になっちゃいました。ほとんど受賞してもいい! という作品も、内容的にあと少し改良を加えるだけで、もっともっと良くなると思える作品が多かったからです。そんな中、見事受賞を果たしたのが以下の2作品! 2作品とも、独自のカラーが冴えた仕上りになっています。ぜひぜひ、お験しあれ!


作品名:Ruin of lay
作者:TANIさん(神奈川県)


ジャンル:RPG 作成ツール:RPGツクール2000
作者ホームページ:http://tokyo.cool.ne.jp/ta2guchi/top.html


銃を抜く! そして撃つ! バンバンバン! これがイカス。


敵の動きを観察してパターンを見抜け! それが勝利のカギ。


地味に気持ちいいEXPチェーンゲットシステム。ヒットしたぶんだけ経験値が獲得できる。

応募時の作品アピール:バリバリのガンアクションです。初心者やアクションが苦手な方でも遊べるように、いろいろなモードを用意してあります。多少重いですが、その分クオリティーにも自信があります! ぜひやってみてくださいませ!

審査員のコメント
コンパク久々のホラー作品は、TANI君の新作ガン・アクション! 簡単な操作で敵をなぎ倒し、爽快感が味わえる良作だ。最初にプレーしたときは、某『悪魔城』と某『メイ・クラ』を足して2で割ったようなゲームだなーというイメージだったんだけど、理屈じゃなくカッコイイ! そしておもしろい! 毎回思わされるが、TANI君の作品は1作品ごとのクオリティアップに目を見張るものがある。以前より気になっていた画像処理の荒さや、凝ったシステムの欠点でもあるゲーム処理の重さなどが改良されており、プレーする人への気配りが随所に感じられる。今回気になったのは、多少お話が強引なところかな? 雰囲気はすごくいいのだけど、ちょーっとマンネリ気味の展開だったのが残念。もうひとつドキッとするような仕掛けがあると、ホラーテイストの作品として仕上りに磨きがかかったと思う。でも、ゲームとしてはこれまでのTANI作品の中でいちばんおもしろかったぞ。【Q貫】

作者のコメント
受賞の電話を頂いた日は、暴れまわってた記憶しかありません(爆 今回初めてテストプレーヤー様を起用しまして、本当に正解だったと思います。この場をお借りして、お礼を申し上げます。本当にありがとうございました! そして、応援してくださった方々にも心から感謝いたしております! (何か文が固いな……もっとこう素直に喜びを表現したい……そうだ! 踊りで……以下省略)

制作にあたり苦労した点は?
処理が重くなってしまったので、それを軽くする作業が大変でした。それでもまだ重いですが……。あとは、ラストまで遊んでいただけると解るのですが、ラストバトルで使われるMAPの石像!あのドットを書くのに10時間かかってしまいました……(苦笑

ダウンロード 3.21MB 起動ファイル:RPG_RT.exe
※この作品をプレーするには、RPGツクール2000 RTPが必要です。
※未インストールの方はコチラでダウンロードできます。



作品名:満月の夜の姫
作者:秋里 京子さん(埼玉県)


ジャンル:RPG 作成ツール:RPGツクール2000
作者ホームページ:http://www5b.biglobe.ne.jp/~akisato/


化け猫タマの表情も豊富で見モノ。


妖怪たちのグラフィックは、スバラシイ出来!


幼少の頃、鞍春はなにを見てしまったのだろうか……。

応募時の作品アピール:ある満月の夜、妖怪が住むといわれる洞窟に1人のちょっと美形な若者が現れた。洞窟の入口で彼を待ち受けていたのは、一匹の……?

審査員のコメント
主人公の鞍春は“妖怪にさらわれた姫君を捜す”という名目で洞窟へ行く。しかし本当の理由は、“狐に会いに行くこと”だった。鞍春と狐の関係は……。ずんずんお話にのめり込んでいってしまったわ。洞窟の門番をしている化け猫のタマと、冷静な性格の主人公のやりとりも親しみが持ててなによりもグッド! 洞窟を進んでいくと現れる妖怪たちとの戦いでは、彼らを倒すことで見えてくる妖怪たちの思い出……。その回想シーンやお話の途中で用いられるオリジナルのグラフィックは丁寧に描かれていてスバラシイ! お話が進むにつれて妖怪の過去や、人と人とのつながりに奥の深さを感じることができたわ。ただ、戦闘に迫力がないのと、アイテムもほとんど必要としないところに物足りなさを感じてしまった。ストーリーだけではなく、ゲーム的なおもしろさがもう少し欲しかったな〜。ゲームは短編だったけど、続編も期待できそうな作品ね!【メグミーノ】

作者のコメント
とっても嬉しいです。ありがとうございました。悲しみや後悔の想いを抱いている人の心を「妖怪」に見立てました。プレーヤーの皆さんが、鞍春たちと一緒に妖怪たちの心に触れていただけたらといいな、と思います。

制作にあたり苦労した点は?
初歩の『RPGツクール2000』の使い方を理解するまでにまずひと苦労しました。あとは、自分の表現力が乏しくてイメージがナカナカ形にならなかったことと、せっかくタイトル画面を作ったと思ったら人物の顔の真ん中にメニュー画面があったことなどです。

ダウンロード 2.04MB 起動ファイル:RPG_RT.exe
※この作品をプレーするには、RPGツクール2000 RTPが必要です。
※未インストールの方はコチラでダウンロードできます。





ここでは受賞にはいたらなかったけど、注目すべき点があった作品や、
受賞以外の価値を持った作品を紹介するぞ。


MapEdeiter3_Revolution ver6.0
ShootingGame
作者名:γさん(兵庫県)
ジャンル:エディタ、シューティング
作成ツール:自作プログラム
御祝儀 図書券2500円也
[審査員のコメント]オリジナルプログラムのゲーム用にフィールドマップを作成するためのツール。ゲーム制作をするうえで、実際に必要なものを作ろうという心意気を評価したい。機能の中には“マップチップの置換”など、おもしろいものもあった。しかしキツイ言いかたになるけど、まだまだぜんぜん! ツールとして完成しきれていないぞ。とくに海岸線以外でも、草原や高台などでの境界線が自動的に作成できるようになっていてほしかったな。また、プロトタイプとしてついていた『ScriptEdhiter』も興味深かった。ツールとして非常にシンプルながら、アイデアの練りがいのあるゲームの制作が楽しめそうな予感がしたぞ。ともかく、これで100%ということでもないと思うし、無責任な応援で申し訳ないが、ぜひ開発のほうを続けてほしい!(Q貫)


作品名:unReasonable2
作者名:ヒデさん(静岡県)
ジャンル:プチSLG
作成ツール:RPGツクール2000
御祝儀 図書券3000円也
[審査員のコメント]前回、銅賞を受賞した『UnReasonable』の続編。今回は魔王軍と人間たちが戦うシミュレーションゲームだ。魔王軍を操ってさまざまな敵の軍隊を打ち破り、領土すべてを侵略していく。命令コマンドが分かりやすく、気軽に楽しめた。しかし残念だったのは、戦闘が運に左右されやすいこと。勝敗が兵士のレベルと数で主に左右されるので、お互いの兵力が均衡している場合には戦略的に煮詰まってしまう。もう少し細かく戦略が立てられるようにしてほしかったぞ。(ジョージ)


作品名:Shutter Chance
作者名:Hirokiさん(千葉県)
ジャンル:撮影RPG
作成ツール:RPGツクール2000
御祝儀 図書券5000円也
[審査員のコメント]主人公の幽霊が写真を撮る“シャッタラー”に扮して、街の人々から依頼された写真を撮るストーリー。通常は人間の姿で、写真を撮るときは幽霊の姿に変身するアイデアがユニークね。シャッタラーという発想や、依頼が成功したときの依頼人の気持ちに共感できるところはよかったと思うわ。だけど、毎週依頼をこなすだけで、難易度の変化もなく簡単にクリアできてしまうところにちょっと退屈。発想はおもしろかったけど、楽しめる場面がちょっと少なかったかな。(メグミーノ)


作品名:ツムジ旋風
作者名:佐田誠一さん(京都府)
ジャンル:RPG
作成ツール:RPGツクール2000
御祝儀 図書券5000円也
[審査員のコメント]主人公の忍者ツムジが世のため人のため、悪人たちを斬って斬って斬りまくる! という設定がイカす和風RPG。複数選択できるコマンドによって攻撃に毒や眠りといった追加効果がつけられたり、キーを連打することでダメージを増加できるなど、イベント命令を駆使した自作戦闘システムがスゴイ! しかし、戦略性を高めてある反面、ひとつひとつの戦闘が作業的でわずらわしく感じられることも多かった。また、ストーリーの練り込みが弱く、ことあるごとに戦闘が繰り返されるため、そのわずらわしさがよけいに目立っていたようにも思われる。ゲームとしての作りこみが、戦闘システムだけで息切れしてしまっていたのが惜しい作品だ。(S歳)


作品名:Gloomy Air
作者名:和田 智英さん(大阪府)
ジャンル:短編RPG
作成ツール:RPGツクール2000
御祝儀 図書券3000円也
[審査員のコメント]中世ヨーロッパ風の世界を舞台としたRPG。プレーヤーが主人公の騎士となって、悪の盗賊団から国や人々を守っていく……。とまあ非常にオーソドックスなタイプのRPGだったけど、戦闘中に敵がアニメーションしたり、サブイベントに凝っていたりと、丁寧に作ってあるのがよかった。また、つぎに何をすればいいのかがわかりやすいのもプレーヤーに親切だったな。残念なのは、「この作品ならでは」って感じの特徴がないってこと。タイトルどおり、もっと“暗い”雰囲気が出てたりするとよかったかもね。(ギャリ松)


前月へ  【2001年11月】  次月へ



このホームページ内の画像および文章等は、すべて著作権法の保護を受けています。
株式会社エンターブレインからの承諾を得ずに、ページの全部または一部の転載や流用を禁じます。