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『マジキュー』では休刊まで皆勤賞だった風上先生ですが、ようやくの単行本発売です。現在の心境などお聞かせください。 |
| 風上 |
え、マジキューって休刊したんですか? 知らなかったので続きをずっと描いてました。どうりで描いても描いても載らないわけです。 |
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それはともかく、現在の心境はやっと出て嬉しいという気持ちでいっぱいです。関係者の皆さんたいへんお世話になりました。本当にありがとうございました。 |
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家電を美少女化するという着想はいかにも萌え系ではありますが、ネタの広げ方が独特で、良い意味で読者を裏切っていたように感じます。どういった狙いでやっていたのでしょうか。 |
| 風上 |
僕の描く作品は、どうしても濃くなってしまうようなのです。自分では面白いと思ったことを面白く発表しているだけなのですが、それが妙に濃かったり、半分くらいの人がひいたりします。 |
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家電少女のマンガ部分を描くときは、とにかくやさしくなるように心がけて描いたつもりです。 |
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でもこれでも濃いと思われる人もおられたみたいで。 |
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甘い料理を辛くすることはできても、辛い料理を甘くするのは難しいかのように、濃いものは薄めにくいのでしょうか。 |
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でも本当に狙いとしては、やさしめの家電マンガ部分から入ってもらって、次第に濃い小ネタ部分までスムーズに読者の方を誘導するのが狙いでした。 |
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ズバリ、どのようにしてネタを考えていますか? |
| 風上 |
普段は色んなものを見てインプットをしています。そして、そのなかで面白かったことや引っかかったことなどを記憶したり、メモに残したりしておきます。 |
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あとで、そのメモ(ネタ帳)を見ながら、空想したり妄想したりして、徐々にネタを作りこんでいきますね。 |
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「小学生意識調査(あるあるネタ)」などは、ネタ帳のストックから拾うこともありますが、半分くらいは原稿を前にしてその場で思い出します。 |
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過去の記憶の蓄積から拾い上げる作業は楽しいですよ。普段、完全に忘れていることでも根気よく潜ることによって、面白いことがザクザク出てくる場合がありますから、このときはとても楽しい瞬間です。 |
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とにかく、たくさん見て、たくさん記憶して、たくさん思い出すという作業をしたのち、そのコーナーに合うかたちにネタを加工したり、違うものと合体させたりして、苦労の末、ネタができあがります。 |
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お気に入りのネタや(家電の)機種などありましたら教えてください。 |
| 風上 |
お気に入りのネタはたくさんあるんですけど、厳選して抜き出すならば…… |
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1ページ時代だと「もうぬりつぶしてあるぬりえ」
2ページ時代だと「8階BLコミック売り場」
4ページ時代だと「?階昔ばなし売り場」 |
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になるでしょうか。「お客様の声係」も毎回ネタを出すのに苦労したので思い出深いです。 |
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お気に入りの家電は第1回目の炊飯器の炊ちゃんです。第1回目は特に思い入れがありますし、この娘がいたからこのあとも続けられた感じがするので。 |
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最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。 |
| 風上 |
いつも応援ありがとうございます。 |
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「5階美少女家電売り場でございます」を読むと、僕の脳内が垣間見えると思います。普段こんなことを考えているんです。いわば壮大なる脳内メーカーと言ってよいでしょう。 |
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ぜひ、ご家族でご友人同士でお楽しみください。 |
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ありがとうございました。 |