全国の『マリエリ』ファンの皆様のご愛顧により、発売直後に緊急増刷が決定!!! 著者である越智善彦先生に喜びの声をいただきました。さらには読者の皆様へ感謝の意味も込めてマリエリ壁紙の無料ダウンロードサービスを追加! 
1982年「コロコロコミック」(小学館)にて漫画家デビュー。以来、児童向けコミック誌を中心に活躍。代表作に『スーパービックリマン』『ロードス島戦記 灰色の魔女』『マリーとエリーのアトリエ ザールブルグの錬金術士』『海の人』他多数。

----:7月25日発売の『マリエリ』2nd、新装版上下巻が読者の方々に熱烈な歓迎をうけ、早速の増刷となりましたが、まず心境をお聞かせください。

越智:この企画って自分のワガママから始まってるワケで、新装版に関してはアンソロジーコミックの原稿を加えてまとめたいって思っていたし、2ndはブロス版の続きとはいえ、同人活動なワケで、商業出版してもらえるだけで驚きなのに増刷って凄くない? みんなも続きを読みたいんだよねっっっ。自分も同人よりもはるかに多くの人に届けられるのでメチャクチャ喜んでます。うっしゃー!! って心境ですおっっ。

----:描き下ろしカバーイラストが素晴らしい出来栄えですが、今回の絵の形式を選んだ「狙い」が具体的にあるようでしたら教えてください。

越智:新装版は上下の分冊に決まった時、全身立ち位置、正面で攻略本っぽくカッコエ〜風にしようかなっと。――で、2ndは今までどおりふたりのキャラ大きめで、マリーは先生になってるよってことで、チョークと本を持たせてみました。デザインは『海の人』『大回転』と同じ方なので、おもいっきりおまかせってことで決まり!

----:今回、商品を初めて手にとられた読者の皆さんの中では、3冊分で1000ページのボリュームに驚かれた方もいらっしゃると思います。もはや大長編ドラマと言ってもいい越智版『マリエリ』の見どころ、お勧めポイントを越智先生自らが挙げるとしたら? 特別な思い入れのあるキャラクターや気を遣って描いたシーンなどありましたら教えてください。

越智:見どころっていうか、このお話の肝は『マリーのアトリエ』のオープニグのナレーションにあるとおり、「平凡であたりまえな日々の暮らし」なんですよ。ゲームの世界観がしっかり作りこまれてますから、キャラクターはその中で活き活きと生活ができるし、終わりのない物語が続くってことですねェ。それから、思い入れのあるキャラっていったら、「みんな」になってしまうのでェ(笑)。ひとり選ぶとしたらアイゼルかな。『ヴィオラートのアトリエ きてれつ村おこし』('04年「ファミ通PS2」にて連載)描いてるときにキャラが育ちまして、いまはけっこー出番増えてます。気を遣ったキャラはリリー先生。なんせイイ歳になってましたから……(笑)。

----:最後に越智版『マリエリ』ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

越智:さあっっ! みんなで「すっとこどっこい」感染させましょうっっっ!!(笑)