多田千香子
発売日 2009年9月17日(木)
発行 エンターブレイン
著者の多田千香子氏は、12年間の新聞記者生活から“食の書き手になるため”一念発起して、渡仏。昼は製菓学校、夜は語学学校の日々の中、辛くて、くじけそうになったとき、1つだけ「おやつ」を買っては、その美味しさに元気付けられたそうです。
本書は、著者がつまずきながらも歩んできた体験や、忘れられないエピソード、その時味わった想いをもとにレシピを綴りました。「黙らせサブレ」や「うならせマドレーヌ」など、ユニークなネーミングにもご注目ください。
ひとりで読んで作って食べてホッとして。人に出会って贈ってニッコリして。
小さな幸せが波紋のように広がるおやつ作りを、どうぞゆっくり、楽しんでください。
多田千香子(ただ ちかこ)
1970年、岡山県備前市生まれ。岡山朝日高校、岡山大法学部卒。朝日新聞記者・編集者として新潟、広島、大阪、福岡で12年余り勤務したのち、2005年フリー。同時に渡仏。料理学校ル・コルドンブルー・パリ校製菓上級課程修了。ソルボンヌ大学文明講座上級U過程などで仏語を学ぶ。2007年7月、京都にアトリエおやつ新報(※)を開く。著書に『パリ砂糖漬けの日々〜ル・コルドン・ブルーで学んで』(文藝春秋)。ライフワークは農家民宿を訪ね、よく食べ、よく生きるレシピを習い、伝えること。現在JAサイト「だんだんたんぼ」にてコラム「サリュ!農家民宿」、asahi.comコラム「論より、おやつ。」を連載中。

おやつ新報ホームページ 
※「アトリエ おやつ新報」とは?
豆腐屋さん、畳屋さんに銭湯…。そんな京都下町にある、築70年の長屋を改装したアトリエ。著者主催のおやつづくりのワークショップを不定期に開催。昔ながらの町屋でくつろぎながら、人と人とを結ぶ場所であり、著者のコラムやエッセーの発信地でもあります。

泣く子も黙る美味しさ! 黙らせサブレ
簡単なのにキメ細かくしっとり! うならせマドレーヌ
高校時代の甘酸っぱさがよみがえる!? 青春ハニーレモンケーキ
あまりのおいしさに身悶えます! ころりん、ごろりん秋味サンド
1年幸せになれるのはだぁれ? ガレット・デ・ロア
焼き型いらずで気取らずパクリ! 新聞箱カステーラ

目次紹介(※抜粋)

第1章 おやつのもと

1つマスターすれば、バリエーションは無限大!基本のレシピ

パリのサブレに恋をして/黙らせサブレ/午前4時、マドレーヌを焼く/うならせマドレーヌ/ずっと夢見るフィナンスィエ/大人フィナンスィエ/高1の夏がケーキにかくれんぼ/青春ハニーレモンケーキ/何はなくともシューがある/レジ隣のシュケット/大ざっぱタルトに学ぶ/アルザス流リンゴのタルト/だんだんパイを巻きたくな〜る/マハラジャきなこパルミエ/ちいさいおやつのもと(ヴァニラ黒豆/香港ナッツ衣/新ショウガのシロップ煮/おさつペースト/栗の渋皮煮/ヴァニラシュガー)

第2章 粉遊びを楽しむ―春夏秋冬―

季節に合わせたおやつのご提案。

ふあふあシフォン/桜ガトー/マスカルポーネのロールケーキ/さっぱりチーズケーキ/まる・さんかく・しかくスコーン/ころりん、ごろりん秋味サンド/ガレット・デ・ロア/悦楽ガトーショコラ/コラム・わたしのごひいき

第3章 おもたせのおやつ

大好きな人を笑顔にするレシピ!

焼き菓子の詰め合わせ(ローズマリーのショートブレッド/和三盆ビスコッティ/おさつぐるぐるサブレ/ゆで卵サブレ/ガレット・ブルトンヌ/オートミールのサブレ)/キミ(黄身)なしでも幸せ菓子/後ひき、ぱりぱりチュイル/

著者の「おやつ」修行の原点となった、「黙らせサブレ」、アトリエのイベントなどでも根強い人気の「うならせマドレーヌ」など、思わず作りたくなるレシピを80以上掲載。著者お気に入りの菓子材料や調理器具などもご紹介。ほか、フランス・リヨン地方やアルザス地方、中西部ジュラ山脈などでの旅コラムも散りばめ、お菓子を作らない方でも楽しめる1冊です。